工場・倉庫・畜舎の断熱

あなたの工場、倉庫の屋根や外壁に断熱材は施工されていますか?
最新の工場なら、断熱材一体型の屋根や外壁が使われているかもしれません。でも築何十年というスレート屋根やトタンの外壁の工場であれば断熱材は一切ないままに、その屋根は真夏に70℃まで熱くなっているといって間違いないでしょう。

あなたの頭上にあるのは70℃のストーブと言っても言いすぎではありません。どんなに扇風機を回しても、窓を開けても、生ぬるい空気が動くだけ。エアコンの電気代は真夏にどのぐらいになりますか。
そんな古いスレート屋根の倉庫をなんとか涼しくしようとしてガイナは誕生しました。同じ悩みを見事に解決した工場・倉庫・畜舎をご紹介します。

暑くない金型工場

こちらは2008年の8月初旬に屋根にガイナをお塗りになった大木金型さまの工場です。

広さ約100㎡、天井高約4メートルの天井には断熱材がなにもはりつけられておらず、屋根から下がってくる熱気で、暑くてたまらず、夏場の作業は本当に大変だったとか。
午後2時という最も暑い時間帯。実はこの日、工場はお休みで、40℃を超えると思われる日差しの中、シャッターを下ろして閉め切った状態でした。真夏の午後2時の閉め切った鉄の箱の内部ですから、想像しただけで、入りたくないですよね。にもかかわらず、地面に近いあたりは涼しさを感じるほどだったのです。

大木金型さまには隣接した2つの工場があり、そちらにはまだガイナを塗っていません。工場の一部がつながっているので、そちらに行ってみると、こちらは皆さまよくご存知のムンムンした熱気が情け容赦なく襲ってきました。

「暑くなくなりましたよー!全然違います。クーラーもよく効くようになりました。」と大木社長。しかも「金型は、0コンマ何ミリ以下というさじ加減でする仕事なので、工場が暑くなると機械も熱くなってしまい、誤差が出やすくなって仕事にならない、ということがよくあったんだけど、それがなくなって助かる。」とのこと。
左側:ガイナ塗装済みの工場内の鉄板表面の温度 32.2℃
右側:ガイナ未塗装の工場内のスチールデスクの表面温度 37.6℃(白い塗料が塗ってあるのでこの温度ですんでいますが、スチールだけではもっと熱くなるでしょう)

資源エネルギー庁長官賞を受賞した共同冷蔵庫

同団体では平成14年から工業団地内の省エネを進め、エアコンの設定温度を高くしたり、省エネタイプの蛍光灯や電気製品に替えたりさまざまな努力を重ねてきました。しかしそれだけでは省エネにも限界があります。そこで一層の省エネのために目をつけたのが、共同冷蔵庫。大量に電気を消費するうえ、真夏には屋根と冷蔵庫の間の懐温度が50~60℃に達し、冷蔵庫の熱効率を著しく悪くしていたのです。

同団体にガイナを薦めたのは、中国電力でした。電力会社というのは、ピーク時の電力消費に合わせて発電しているため、ピーク時以外には使われなかった電力は無駄となります。
この無駄な発電コストを抑えるため、特に大口の顧客に対して、具体的な省エネのアドバイスをしているとか。

ガイナを塗った共同冷蔵庫の効果はテキメンでした。懐温度は36~40℃にまで劇的に下がり、夏季消費電力を大幅に引き下げることに成功。22カ月間で電気代を約7%、金額にして750万円近くの削減となりました。

これにより、ガイナの施工コストは約3年で償却できました。
さらに同団体にとって思わぬ副産物だったのが、ガイナの結露防止の力。この冷蔵庫は懐内高温のため、温度維持に多大な電力を必要としていたのは上記のとおりですが、それ以外にも天井や壁には結露によるカビの発生、腐食による劣化などの問題も抱えていたのです。それが現在では結露が抑えられ、衛生的にも建物の寿命的にも安心感が広がっています

年間の光熱費が半減した倉庫

シスタコート塗布前・塗布後の光熱費が下の表です。施工前はエアコン四基をフル稼働させていたものを一基に減らすことができ、また散水も不要になったため、水道代も激減しました。
その後7年ほどたった平成19年9月の段階では、
1,003,389円 + 31,784円 = 1,035,173 円となり、
塗布前と比べ、年間で691,142円の光熱費削減となっています。

塗布直後の年に比べ、電気代が多少多めにかかっていますが、これは各地で最高気温を塗り替えた平成19年の記録的な猛暑と、冷暖房機器の経年劣化による性能低下が主な原因と推測されます。ガイナの性能はほとんど劣化していないと考えてもいいのではないでしょうか。

塗布後最初の1年に約80万円、その後20年4月まで7年間で、少なく見積もって毎年70万円ずつの光熱費の削減が可能だったとすると、8年間で約570万円のコスト削減を達成することになります。

気になる施工費用ですが、マルカンさまの倉庫屋根の総面積は約1,300㎡、1㎡あたり3500円(ごく平均的な設計価格。諸条件により異なります)とすると、約455万円となります。ですからマルカンさまでは、約6年半で施工費用を回収。【ガイナ】の耐久年数は15~20年とされていますので、今後8~13年間は光熱費の低減は純粋なコスト削減となります。

夏場の畜舎、暑熱対策のかなめは屋根の断熱です

千葉県房総半島の真ん中で養豚業を営む比留川畜産さま。2008年5月ごろより、畜舎の屋根にガイナを塗り始めました。まず塗ることになさったのは、分娩舎。母豚が出産し、離乳まで子育てするところです。分娩舎を選んだ理由は、「暑さで母豚のストレスが高まると、初乳の質が落ち、子豚の成長に後々まで影響する」から。

おいしく安全な豚肉であるためには、豚の健康がまず第一。そして健康であるために、設備投資を惜しまず、なによりも愛情いっぱいに育てていらっしゃいます。

水洗い、下塗り、上塗り、と本業の合間をぬって、少しずつ施工なさいました。
連日真夏日が続く8月後半にお電話で効果のほどを伺うと、「効果あるようですよ。昨年は暑さではあはあ言っていた母豚の、はあはあ言う回数が3分の1ぐらいまで減りました。今年も去年と同じぐらい暑いと思うけど、飼育成績は夏になっても下がってないし」とのこと。よかったです! これで質の良い母乳も出て、子豚たちもすくすくと育ってくれることでしょう!!