ガイナとその他の遮熱塗料の違い

"遮熱塗料"という言葉を目にするようになったのは、まだまだ最近のことです。その一方で市場にはもはや数えきれないほどの"遮熱塗料"が大手はもとより、中小のメーカーからも発売され、価格もいろいろ。

いったいどこが違うのか、どれを選べばいいのか、そもそも本当に効果があるのか。まずは遮熱塗料の違いをご紹介します。

遮熱塗料には大きくわけて2種類あります。



高反射率タイプ遮熱塗料

一言で言えば、太陽光線のうちの近赤外線を塗膜の表面で反射することで、屋内に侵入する熱線を少なくする(遮熱)塗料です。主に近赤外線を反射しやすい特殊顔料によってこの効果が得られます。

このグループの遮熱塗料
ー日本ペイント:サーモアイシリーズ、「ATTSU-9」(アッツ・ナイン)シリーズ
ーエスケー化研:クールタイトシリーズ
ー関西ペイント:アレスクールシリーズ
ー大日本塗料:エコクールシリーズ
ースズカファイン:クールトップほか

●メリット
1)比較的価格が安い
2)大手メーカーの製品が多いので安心感がある

●デメリット
1)顔料が反射の役目を果たすので、経年によって表面が汚れに覆われてくると、効果が著しく落ちる。「3〜4年で効果がなくなった」というクレームになりやすいのが、このタイプの遮熱塗料です。
2)日射を遮ることはできても、屋内の熱を内側に跳ね返す機能はないため、冬は役に立たない。
3)濃色もあるが、ほとんど効果はない。これは色の性質によるもので、現在の技術では改善できていません。



セラミックビーズタイプ遮熱塗料

特殊なセラミックを原料とした中空ビーズを配合し、このビーズによって赤外線の反射、および放射によって遮熱する塗料。

このグループの遮熱塗料
ー日進産業:ガイナ
ー日本特殊塗料:パラサームシリーズ
ーアステックペイント:アステックシリーズ
ーミラクール:ミラクールシリーズ
ー日本中央研究所:アドグリーンコート

●メリット
1)表面が汚れても効果が持続する。
2)セラミックは無機物のため劣化しにくく、耐候性が高い。

●デメリット
1)価格が高め。
2)濃色もあるが、ほとんど効果はない。これは色の性質によるもので、現在の技術では改善できていません。



ガイナ

ガイナはセラミックビーズタイプの遮熱塗料です。セラミックビーズタイプの中で比較すると、

●メリット
1)含まれるセラミックビーズの量が最も多い。
液体の状態で60%、乾燥すると塗膜の実に80%がセラミックビーズとなります。屋根や外壁に塗布した場合、セラミックで家をコーティングしている状態となります。セラミックビーズの量は遮熱効果に比例します。
2)冬も効果を発揮する。 日射は反射してしまいますが、屋内で暖房していれば、その熱を内側に向かって放射し返すので、保温効果があります。
3)内装にも塗れる。
内装に使用できる遮熱塗料は、今のところガイナだけのようです。冬の保温効果がアップします。

●デメリット
1)濃色がない。
ガイナは遮熱・断熱効果を一番に考えているため、効果が著しく劣る濃色を製造していません。
2)どの色も白っぽい。
セラミックビーズ(白)があまりにも大量に入っているため、どの色も「白っぽく」なってしまいます。